プロフィール

組織・役員

役  職 名 前
理事長 松野 直徒
副理事長 小原 弘道
理 事 寺口 博也
監 事
顧 問 絵野沢 伸
顧 問 荒波 よし
事務局長 窪田基予子
会 計 木村 淳二
アート展担当
事務局 傾聴ボランティア 多賀 八重子
事務局 傾聴ボランティア 柴田 惠子

特定非営利活動法人 Life Bridge Japan 設立趣旨

 重い病気や事故などにより移植医療を必要としている人は多く、腎不全による透析患者だけでも今では30万人を超えています。日本では年間約14,000人が移植希望登録をしていますが、昨年の臓器提供者は、脳死ドナー45人、心停止ドナー65人と、移植医療は法律的にも医学的にも確立された医療でありながら、深刻なドナー不足の為に救えない命がたくさんあります。特に、心臓病の小さな子供たちは窮地に陥っています。また、移植を待つ人は、第三者からの臓器提供によって、生きることへに心の葛藤が問題となり、臓器を提供する側も継続的なケアが求められています。ドナー不足と移植に係わる人たちの心のケアは、当事者同士の支えや病院・行政の働き掛けだけでは改善、解決することが難しく、今日に至っています。その原因は、移植側からの一方通行の情報提供と、市民と同じ目線での交流が乏しいことにもあると考えます。移植医療の小児を含めた臓器提供の壁や心の問題は、我が国をあげての問題であり、解決するためには、多くの市民の理解と協力が必然です。

 Life Bridge Japanは、移植医療における深刻なドナー不足の問題解決と、移植にかかわる人たちがより良い生活をおくるために、市民とのふれあいを通じて市民と共に問題を考え、環境づくりに努め、社会福祉支援を協働で行うことで、問題解決に向けた命への優しさと思いやりの心を、広く社会に根付かせる事を使命とし、貴重なドナーの臓器(組織)提供のご意志を無駄にしないためにも、ドナーの臓器を安全に使用できる 臓器保存・機能再生に関する研究開発の支援を行い、救える命を増やすことを目的に活動を行うものとします。 また、移植に係わる人たちが、積極的に市民とふれあい社会活動に参加する事で、自分自身の存在価値を高め社会の側にも移植医療に慣れてもらう非常に重要な取組と考えます。

 法人化する事によって、現在の地域の草の根運動から全国規模への活動を展開していき、より多くの市民の信頼と協力を得ることで、日本国民の命は自国民が支え守る「イスタンブール宣言」に基づいた社会体制の構築化を目指し努めます。


Life Bridge Japanの沿革

2013年1月31日 Life Bridge Japan設立
2013年2月24日 特定非営利活動法人Life Bridge Japan設立総会 、成立
2013年3月8日   特定非営利活動法人Life Bridge Japan認証申請