4月20日(土)第二回プレオープンコミュニティカフェを開催しました

4月20日(土)

今回のカフェも天候が優れず、それでも6名が集まりました。

川崎方面から肝移植8年目の方を囲み、入院当時を振り返り、今、そしてこれからの人生を自分らしく生きていく上での様々な思いを皆で聴かせていただきました。肝移植後は子供が生めないというネットの書き込みを見て、移植者は子供が持てないものと思い込んでいたそうで、肝移植も腎移植も移植後に出産されている女性がいる事実を伝えると、結婚や出産という悩みを相談する機会もなかったらしく、本音は(男性との)良い出会い、良き理解者が欲しいという、うら若き移植者の乙女たちの共通する心情ではないでしょうか…。

この日は、元移植コーディネーターの松本さんも10か月のベイビーと一緒に参加された他、会計担当の木村さんも加わり、今流行のイクメンでも話が盛り上がりました。イクメン流行のおかげで男性が確かに頑張って育児に協力してくれているようですが、木村さん曰く、奥様が見てないところで一生懸命子育て奮闘しているのに、ママが帰ってきた時に子供が泣いていたら叱られるそうで、奥様たちのパパへの評価はとても厳しいようです。

 

人見知りの方は勿論、こんな話も病院の待合室では出来ませんし、カフェは本当に自由におしゃべり、みんなでありのままを受け入れます。移植の話あり、育児の話あり、お孫さんの話あり、料理、家族、自分が気になってることなどなど…。話をすることで自分の気持ちも整理され、その都度新しい情報交換、気づきがあるので、皆様是非1度は参加してみてください。

 

◎イッちゃんは、毎回手作りのごちそうを差し入れしてくれます。前回はハーブゼリー、今回は筍ごはんに旬のいちごジャム。お庭に咲く花を摘んでもってきて下さり、なんとも季節感にあふれ心が和みます。すずらんの香に癒されました~。夏のハイキングを計画してもらうことになりましたよ~。お楽しみに!!

 

◎ストレスマネージメント研究会が推奨している子ども向けの紙芝居「イライラしたらどうするの?」小さいうちからストレスの対処法を身に着けさせるための道具です。紙芝を皆さんに聴いていただいたところ「大人にもきっといいわね」と。子どもがイライラをおこしたときに、傍にいる大人が冷静に子どもの気持ちを落ち着かせる術を知っていることも大事なことかもしれません。大人も勿論ストレスセルフケアに有効です。レッツトライ!!

<写真コーナー> カフェ風景ジャム紙芝居解説紙芝居